【広島県】新型コロナウイルスの影響関連の制度融資
広島県では、新型コロナウイルス感染症による売上減少等に対応した資金調達に活用可能な「広島県県費預託融資制度」が設けられています。
●広島県緊急対応融資(セーフティネット資金)・・・融資限度額:8,000万円
●広島県緊急対応融資(緊急経営基盤強化資金)・・・融資限度額:4,000万円
広島県県費預託融資制度のご利用の際の留意点
○当制度のご利用には、広島県内に事業所を有し、原則として引き続き1年以上同一事業を営んでいること、および信用保証協会の保証対象業種(※)を営んでいることが必要です。
ただし、セーフティネット保証4・5号及び危機関連保証の認定を受けた場合は、業歴1年未満でも利用可能です。
〇融資にあたっては、取扱金融機関及び広島県信用保証協会の所定の審査があります。
※中小企業等であれば、ほとんどの業種を対象としていますが、農業、林業、漁業、金融・保険業、飲食業・娯楽業・宿泊業等のうち風俗関連営業等は、この制度をご利用できません。また、政治・経済・文化団体、宗教法人、非営利団体等(NPO法人を除く)もご利用できません(広島県信用保証協会HPより)。
広島県緊急対応融資(セーフティネット資金)
【セーフティネット保証4号適用】⇒ 前年比20%以上売上が減少している方が対象
業種の制限はありません。融資を受けるにあたっては、
①広島県内において、1年以上継続して事業を行っていること
②災害の発生に起因して、当該災害の影響を受けた後、原則として最近1か月の売上高等が前年同月に比して20%以上減少しており、かつ、その後2か月を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれること
①、②の両方の条件を満たす中小企業者として、市町村長の認定を受けることが必要です。
【危機関連保証適用】⇒ 前年比15%以上売上が減少している方が対象
業種の制限はありません。融資を受けるにあたっては、
①直近1ヶ月間の売上高等が前年同期に比べ15%以上減少している方
②直近1ヶ月間の原材料費等が前年同期に比べ15%以上高騰しており、かつ、経営状況が悪化している方
①、②のどちらかに該当する方が対象となります。市町村長の認定を受けることが必要です。
融資限度額は8,000万円!利率は0.8%~1.2%
融資限度額は、中小企業者8,000万円、組合等1億6,000万円です。
資金の使い道としては、運転資金・設備資金の両方が対象となっています。
融資期間は10年(据置期間は運転1年、設備3年)以内です。
融資利率は、固定金利で0.8%(3年以内)、1.0%(5年以内)、1.2%(10年以内)です。
広島県緊急対応融資(緊急経営基盤強化資金)
【セーフティネット保証5号適用】⇒ 前年比5%以上売上が減少している方が対象
融資を受けるにあたっては、
①国の指定業種(738業種)に属する事業を行っていること
②最近3か月間の売上高等が前年同期比で5%以上減少していること
※ 時限的な運用緩和として、2月以降直近3か月の売上高が算出可能となるまでは、直近の売上高等の減少と売上高見込みを含む3か月間の売上高等の減少でも可(例:2月の売上高実績+3月、4月の売上高見込み)
①、②の両方の条件を満たす中小企業者として、市町村長の認定を受けることが必要です。
【一般保証適用】⇒ 前年比5%以上売上が減少している方が対象
業種の制限はありません。
最近3か月間の売上高等が前年同期比で5%以上減少している方が対象となります。
融資限度額は4,000万円!利率は0.8%~1.2%
融資限度額は、中小企業者4,000万円(借換含む場合 5,000万円)です。
運転資金(借換可)が対象となっています。
融資期間は10年(据置期間1年)以内です。
融資利率は、固定金利で0.8%(3年以内)、1.0%(5年以内)、1.2%(10年以内)です。
※引用元:広島県「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中小企業者等のみなさまへ」
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